re専門家に依頼するメリット

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 あなたは、「なぜ、依頼人が弁護士という専門家に委任するのか?」を考えてみたことはありますか?
 わが国の司法制度は本人訴訟が認められているので、自分で自分の事件解決ができる人はわざわざ弁護士に代理人を委任する必要はないと言えるでしょう。
 私は弁護士に委任した経験があるので、それを踏まえて考えてみたいと思います。私は、お話したとおり、最初は本人訴訟で提訴をしましたが、結局、あえて費用を払い、弁護士に代理人を委任しました。私の場合、仕方なく本人訴訟ではじめたのですが、そのままやっていれば、弁護士費用がかからずに済んだはずでした。しかし実際にやってみると、先が見えず、何をしたらいいのかわからず、右往左往するだけでした。このような状態でしたから、例え、示談交渉だろうと調停だろうと裁判だろうと、当然、よい結果など望みようもありません。

 本人訴訟から委任訴訟に切り替えたからこそわかるのですが、改めて、弁護士に委任した理由は、専門知識や情報面ばかりでなく、感情面の方も大きかったと思います。主な理由ですが、「できる限りよい結果を得たい」「先行きの見通しがほしい」「心の支えがほしい」の3点に絞られ、特に、入口では「先の見通し」、出口に近づくほど「心の支え」、「最善の結果」は全体を通してほしかったものだったと思います。

 同じようにクライアントがコンサルタントに依頼することを考えると、自分自身で目標達成や課題解決を実現できるなら、お金を払って依頼する必要はないと言えます。逆に自分だけでは、それらの実現がなかなか難しいと感じた場合、コンサルを導入するということになると思います。この際、大切なことはやはり、専門知識や情報面ばかりでなく、感情面であり、「できる限りよい結果を得たい」「先行きの見通しがほしい」「心の支えがほしい」になるのではないでしょうか。

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